平成29年度事業報告・収支決算 

6月22日 4時から 美濃緑風荘で通常議員総会が開催され「平成29年度事業報告・収支決算」が承認可決されました。

平成29年度事業報告  

(総括概要)

昨年の我が国経済は、政府の成長戦略や外需主導の景気拡大等により、緩やかではあるが、景気の回復基調を維持し、景気回復の長さは、戦後二位の「いざなぎ景気」を超えるものと言われている。

地域経済を支える中小企業・小規模事業者を取り巻く環境も、ようやく改善傾向の兆しが見え始めたところであるが、その度合いは業種や事業所規模等によって異なり、また、業種によっては依然として厳しい経営状況が続いているところも少なくない。加えて、多くの中小企業では、今、人手不足の問題が深刻化しており、これが設備投資や生産性の伸び悩み等の要因ともなり、更には、人件費等の経費の増加にも繋がるなど、楽観視できない状況となっている。

こうした経済状況に加え、少子高齢化、人口の市外流出、企業数の減少等々、本市が抱える諸課題が山積する中で、当所としては、商工会議所の使命として、会員企業の発展と地域活性化の推進に、更なる努力を積み重ねていかなければならないものと考える。

平成29年度における主な取組みでは、会員事業所に対する経営支援として、巡回訪問や景況調査等による現状把握に努め、各種融資・助成制度の積極的な活用をはじめ、IT活用による集客や販路拡大の促進、生産性を高めるセミナー・講座等の開催、各種ビジネスフェア等への出展など、各種事業推進に努めたところである。特に、小規模事業者に対する経営支援では、金融・税務・記帳・労働等に関する、きめ細かな個別指導や経営相談はもとより、伴走型による経営改善普及事業の推進を図った。

そのほか、喫緊の課題としての雇用対策では、当所HPによる求人情報の発信をはじめ、会社説明会や学校訪問の実施、学校・企業による意見交換会等への積極的な参加のほか、新たに、名古屋市にて開催の新規学卒者向け就職応援フェア出展企業に対する支援事業を実施したところである。

また、地域活性化に向けた取組みとしての「商工業等活性化プロジェクト」の推進では、年間を通した各種アウトドアイベント等への開催支援や美濃アプリ活用によるイベント開催、まちゼミの2回開催、商店街におけるイベント支援等を実施。これにより、広く県内外からの誘客が図られ、本市の魅力をアピールできたものと考える。そのほか、登山や健康セミナー等による社員健康づくりの促進や子供達の起業体験の場としての「ジュニアエコノミーカレッジ」などの諸事業についても引き続き実施し、事業の定着化を図った。

東京一極集中が進み、地方の疲弊が危惧される中、今後においても、行政や関係機関等とも連携強化を図りながら、地域経済の発展と地域活性化のため最大限努力する。

 

【平成29年度収支決算書】